昨日(2017.9.28)のからだの教室。

いつもの足ほぐしの途中に、
ご参加の方から質問がありました。
 
「からだには三つの軸が有って、
右と左は足の支えが有るが、
真ん中の軸は、支えがないので、ぶら下げられている。
と本で読んだことがある。
この説はどうなんですか?」と。
 
この方は、腰痛を持っていて、
その感覚だと、腰に重さが掛からずに楽に感じる。
ということでした。
それをきっかけに、
ぶら下げ、ぶら上がりの話を少しして、
立位で、片足に重心を移し、
鉛直軸に落ちる重さを実感し。
その重さの移り変わる感覚を味わう。
左右移動、前後移動、回旋。
腰につなげて回旋、四方をランダムに移動。
胸につなげて回旋、四方のランダムに移動。
 
1時間半の講座で、
10分程足ほぐしをした以外、
ずっと鉛直軸の重さの移動を味わっていました。
講座の案内で、
『野口体操は、力を抜くことを中心に組み立てていくが、
「重力軸」が通った身体軸を
時々刻々変化する動きのなかで
探していく能力を開発する「感覚訓練」でもある。』
という文章をご紹介させて頂いていましたが、
昨日の講座は、ぴったりでしたね。

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