前回は、「観察」の話から、
打ち上げで出た、弓の話を書きました。

 

 

瞬間の身体が動く・反応する“機”に際しての反応は、
「観察」「思考」「判断」でできるものではない。
だから、同様の経験・実感のない人に説明しても、分からない。
が、想像することによって、
そういう世界が広がっていることを理解してもらえることは出来るだろう。

 

 

経験して行なっている人でも、
それを実感・認識していない人は、自然にしているので、
「観察」「思考」「判断」でしていると思っている場合も多い。


即興と言われているものの中でも、
「観察」「思考」「判断」で行なわれているものが多く、
“機”の瞬間の実感を持たない人は、見分けがつかない。

 

 

しかし、その違いは大きく、
頭で「面白い」と思うのではなく、
身体が反応するので、
何が面白いか分からないけども、
何故かワクワクしている。ドキドキしている。
惹き付けられている。浸っている。

 

 

私は、おとあそび工房に、この部分を観ている。
だから、怖いし、楽しい。
そして、とんでもない舞台に出ていると思えた。

(上1枚、下2枚の写真、撮影:中島諒)

 

 

 

 

 

 

 

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