「眼が疲れていませんか?」
「う~ん。そうでもないよ。」という方の中にも、
眼は疲れを訴えている”ということはよく有ります。

電車に乗ると、その車両の1割ぐらいは話をしている人、
(今は、1割もいないかな)
同じくらい、眼をつぶっている人、
一人二人は本を読んでいる人がいる。
残りの78割の人は、スマホを見ている。
(少なくても、半分以上は)

仕事も、パソコンが中心ではなくても、必要に駆られることが多い。
特にコロナの流行後は、家にこもることが多く、
仕事だけでなく、リモートでの交流が増える。
その波は、子どもたちにも来ている。
息抜きをしても、テレビやゲームで眼は働いている。

これらの電子機器は、生活の中心になり、
その流れは、ますます進んでいくのでしょう。

眼の疲れの影響は、意外と大きなものです。
眠れない・神経が昂る・からだの緊張が抜けないといった神経系、
骨盤の動きとの関係から、生殖器系や婦人科の症状、
冷えや関節の痛みなどの泌尿器系、
胃腸や、下痢・便秘などの消化器系、
腰痛やだるさなどの呼吸器系、
といった、様々なかかわりが有ります。

特に、コロナの自粛によって、リモートワークなどで眼を酷使していると、
呼吸器系が弱って、より感染しやすくなるという矛盾に陥ってしまいますね。

さて、そこで、「眼が疲れたな」あるいは、
「眼を酷使して疲れているかも」と思った時に。

通常、整体やマッサージでは、
「晴明」というツボを押さえて」とか、
「眼に手のひらを当ててマッサージ」とか、
「首をほぐしましょう」などの説明が多いと思います。

ここでは、少し毛色の違ったかたちの、
簡単で効果的な方法をご紹介いたします。

まず、
ハンドタオルを水で濡らして絞って下さい。
電子レンジで20秒程チン!


「少し熱いかな」という程度です。
ハンドタオルを眼に当てる。
タオルが冷えてきたらもう一度。

以上です。

今はあまり見なくなりましたが、
喫茶店で、おっさんたちがお手拭きを眼に当て、
顔を拭いて「アァ~~」とやっていた、アレです。

何度やっても構いませんが、
熱すぎたらパタパタやって少し冷まして暑さを調節するのと、
冷たくなったタオルをそのまま当てっぱなしにして、
冷やさないように注意してください。

氷を着けたり冷たいタオルでするのは、
気温が暑くなってきたら冷えて気持ちいいですが、
血流が滞るので避けて下さいね。
(首も同じです)

暖かいのが冷めてきて少しヒンヤリする温度差と、
水の湿気で血流が促進され、
眼がスッキリして気持ち良いですよ。

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