そして、202310月末,
野口体操の会で
「野口体操を教える」をテーマに講習をするという。

 


 
これは行かねばと、すぐに申し込み、
3回目の東京訪問になった。(ブログ「東京紀行2023 1~6
1 https://www.cyoutai-iza.com/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e7%b4%80%e8%a1%8c2023-1%e3%80%80%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%b0/
2 https://www.cyoutai-iza.com/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e7%b4%80%e8%a1%8c2023-2%e3%80%8c%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%81%b8%e3%80%8d/
3 https://www.cyoutai-iza.com/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e7%b4%80%e8%a1%8c2023-3%e5%88%b0%e7%9d%80%e5%be%8c%e5%89%8d%e5%8d%8a/
4 https://www.cyoutai-iza.com/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e7%b4%80%e8%a1%8c2023-4 4%e3%80%80%e6%b8%85%e6%b0%b4%e5%85%88%e7%94%9f%e3%81%ae%e3%81%8a%e5%ae%85%e3%81%b8/
5 https://www.cyoutai-iza.com/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e7%b4%80%e8%a1%8c2023-5%e3%80%80%e7%bf%8c%e6%9c%9d/
6 https://www.cyoutai-iza.com/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e7%b4%80%e8%a1%8c2023-6%e3%80%80%e8%ac%9b%e7%bf%92%e5%8f%97%e8%ac%9b%e3%81%8b%e3%82%89%e5%b8%b0%e9%82%84/


 
野口体操の会の会員さん達は、
何人かはよく見かけるなという方は居るものの、
ほとんど会話をしたことがない。

他の、野口体操を教えている・教えようとしている人が、どんな方達なのか。
少し、交流したいという思いが有った。
同時に、自分のレベルが浮き彫りにされるので、挑戦したい気が出てきた。

定員6名なので、確実に羽鳥先生に動きを見られる。
そのため、非常に緊張した。

 


 
ただ、講習は動きがメインではなかったため、
羽鳥先生には、ツッコミどころがたくさん有ったと思いますが、
結果的には打ちのめされることもなく終えることができた。

今回は、三千三先生の”からだへのまなざし”の変遷を追ったので、
動きそのものではなく、三千三先生の魂を入れて頂いた感じがした。

 


 
その日、大阪に帰る前に、新井さんの舞台を観に行き、
お会いして少し話をさせて頂いた。

そこで、
「大阪で野口体操をやってくれているのは、羽鳥先生も嬉しいと思うよ」と
嬉しい言葉を掛けて頂いた。

 


 
そんなことで、今まで宥紀夫先生の流れを受け、
「迷ったら原初生命体に帰る」という言葉を頼りに、
「道は間違っていないだろう」と
自分なりの野口体操に取り組んできたが、
「本流の人から見てどうなんだろう」という、
ハッキリしないモヤモヤとした思いが付きまとっていた。

それが、「野口体操の会」に誘って頂き、
三千三先生のお墓参りから指導者講習を経ることで、
三千三先生の残された流れの中に居ることを実感することができた。

 


 
とりあえず、ここまでが私の野口体操に関わった経過になります。

私自身、まだまだ精進し、
自分のからだを探求し続けなければなりません。
それと同時に、野口体操の存在・
体操で得る、からだの実感・
三千三先生の哲学が、
これからより多くの人に知ってもらい、
関心を持ってもらい、感じて頂きたい。

 


 
三千三先生の戦争の経験から、
全体で合わせ、「より強く・早く・高く」という価値観ではなく、
個人のからだの実感を大切に見つめることで、
その人の動き・感性・思想を育てていく、
学校体育には無い(未だに)からだの捉え方。

それは、結果的に一人一人が、世の中が、
明るく楽しいのもになって行くのだろうと信じています。

運動・スポーツ関係は、筋肉信仰が強いので、難しいでしょうが、
一般の方はもちろん、
特に芸術・教育・医療・看護・介護関係に
理解ある人が増えると良いなと思います。

 

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