さて、夜中に息子さん(清水先生の愛犬)に起こされることもなく、
ぐっすり眠らせて頂きました。
前回は、夜中にカツカツと私が寝ている方へ歩く音が聴こえてきた。
「おや?」と思って目が覚めたら、ぺろぺろと顔を舐られた。
そんなびっくりした楽しい思い出が有る。
だいぶおじいちゃんになったんだなとしみじみする。
翌朝、清水先生のお手製モーニングを頂く。
清水先生は、昼から知り合いの舞台が有るそう。
私も、講習が13時半からなので、11時ごろの電車に乗るように準備。
少し時間に余裕が有ったので、のんびり。
(清水先生は洗い物など…スミマセン。)
かすかに音楽のようなものが外から聞こえてくる。
庭に出てみると、鉄の風鈴?
風に乗って音を奏でている。
その音が心地よかったので、庭に寝転び、眼をつむる。
風が全身を撫でていく。
その風が変換された音が繊細に流れる。
普段はビクッとして、バッと追い払うブ~ンという虫の音。
これも受け入れてしまっている。
ほんの数分と思っていたが、15分程経っていた。
断わっておくが、眠りに落ちていたわけではない。
現実の世界と自分の内側の隙間に漂っていた…のでしょう…か…。
非常に気持ちの良い時間を頂いた。
時間が来て、清水先生と電車へ。
講習の不安を清水先生に少し漏らした。
しかし、期待したような具体的な言葉は返ってこなかった。
が、何故か大丈夫という安心感が伝わってきた。
コンサートで待ち合わせをしてから一晩泊めて頂いて昼まで、
まる一日、清水先生と共にしました。
快く泊めて下さり、食事を頂く。
ご家族の対応なども、具体的な事でもよくして頂きました。
しかし、多くを語らったわけではない。
お互いの存在が響きあう空気
(私が清水先生の舞台で最も素晴らしさを感じる所)を味わうことで、
言葉や情報ではない、大事なものを頂いたように思う。
清水先生、ご家族の皆様、有難うございました。